<低額宿泊所運営>「FIS」の3人在宅起訴 所得税法違反(毎日新聞)

 生活保護受給者向け無料低額宿泊所を運営する任意団体「FIS」幹部らによる脱税事件で、名古屋地検特捜部は5日、藤野富美男・実質運営者(45)=東京都文京区=ら3人を所得税法違反で名古屋地裁に在宅起訴した。3人は計約5億円の所得を隠して約1億7000万円を脱税したとされ、既に修正申告している。他に起訴されたのは、いずれも同北区の飯島利夫(46)、坂井正行(51)の両元幹部。

 起訴状によると、藤野被告は別の人物をFIS代表者にして運営の実態を隠したうえ、売上金を他人名義の口座に入金するなどの方法で05〜07年の3年間に計約3億1500万円の所得を隠し、約1億1100万円を脱税したとされる。飯島被告は報酬を実家の金庫に隠すなどの方法で05〜07年に計約1億1000万円の所得を隠して約2800万円を脱税、坂井被告は06、07年に計約9200万円の所得を隠して約3200万円を脱税したとされる。3人とも起訴内容を認め「生活費や住宅購入費に充てた」などと供述しているという。【山口知】

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